プロジェクト

産学連携大阪文化服装学院
商品化コラボ

若い感性と新しい発想を
生かした実践型プロジェクト

従業員の年齢が上がりデザインが無難になっていた中、新しい風を吹かせたいアリエスの遊び心で生まれた企画。

学生たちがアパレル業界でのデザイナーを目指しても、就職先の多くは販売員しかない現状の中、社会人になる前にデザインやモノづくり、展示会が経験できる実践型プロジェクト

将来を視野に入れ、意欲的にプロジェクトを続けることで、学生の就職応募者が増加し、内定にもつながっている。

回を重ねるごとに改良し、
売れるデザインへとブラッシュアップ

当初は、学生のデザインを可能な限り忠実に製品として実現することを試みたがデザインの癖もあり実売につながるのは難しかった。回を重ねるごとに試行錯誤を重ね、現在は「店で売れるデザイン」を意識したターゲットやテーマを設定することで、学生の提案がしやすくなり採用される企画が増加しました。

「24年11月開催の25年春夏物展にむけては、学生たちがあえて前回と違うメンバーで複数チームを編成。
ブランドやトレンドをリサーチし、ターゲット像やシーズンコンセプトなどを設定し、具体的な企画をプレゼンテーションした。
選ばれたチームの学生は実際に商談をし、その他チームの学生も展示会を見学し、ピジネスの流れを学ぶ予定だ。」
》繊研新聞 2024年8月13日付

プロジェクトを終えて

プロジェクトを終えて生徒たちの率直な感想をきいてみました。

  • アパレルメーカーのショールームを見学することができたのが、とても良い経験になった。

  • プレゼンの場がとても緊張感のある、初めて味わうピリッとした雰囲気だった。

  • 会社やブランド、商品の特徴をリサーチできたことが、とても勉強になった。

  • 自分の企画が選ばれ、展示会に出展されたことがとても嬉しかった。

  • とても緊張して、ずっとカンペばかり見たまま、プレゼンしまった。

  • 展示会への出展は初めてだったので、とても大きな経験になった。

  • プレゼンの内容だけでなく、その後の質問のやりとりがとても緊張した。

  • 商品化されて、1人でも多くの人に着用してほしい。

大阪文化服装学院さまのお声

学生が単純にデザイン案を提出するだけでなく、アパレルメーカーにおける一連のプロセス(企画から製品化までの流れ)を経験できる大変有意義な機会だと感じております。普段は明るく元気な学生たちですが、御社のショールームに伺っている際は、皆良い緊張感を持って挑んでいる様子が見えます。また、企画が採用されるかどうか、仲間同士でもありライバル同士でもある、刺激のある経験を得ることができていると思います。

MESSAGE代表山田 康幸

このようなイベントを通じて学生にモノづくりの楽しさや挑戦を体験してもらえる良い機会になったと思います。学生の意見を取り入れることで弊社の企画にも新しい風が吹き、社内にも活気が生まれました。今後はこのようなイベントを定期的に行い、他ブランドや学校との連携を進め、アパレル業界がより活気に満ちた楽しい場所になることを期待しています。

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